1000円札に手書きで「同僚女性中傷」 ATM使って250枚もばらまく

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   1000円札に会社の同僚女性の名前と、わいせつな文言を書き、金融機関のATM(現金自動受払機)に大量に入金していた男性会社員(29)が名誉毀損の疑いで逮捕された。

   現金を引き出す不特定多数の人に見せる狙いがあったたようだ。今は相手を中傷する場合、掲示板やブログに書き込むのが一般的だけに、ネットでは「あっと思わせる斬新な犯罪手法」などと話題になっている。

「わいせつな書き込み」紙幣が見つかった

   この事件を扱った静岡県警天竜署によれば、昨年12月、天竜区にある郵便局から「わいせつな書き込み」がある紙幣が見つかったと通報があった。紙幣には2人の女性の名前が書かれていていたため、女性に確認したところ名誉毀損で告発したいとの要望が出たため本格捜査に乗り出した。

   見つかった1000円札にはフェルトペンで、黒や赤などカラフルな色の文字が書かれていた。文字はそれほど大きいものではなく、紙幣の隅などに書かれているものが多かった。

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