FX投資、「様子見」から転じる 急激な円安で個人中心に

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「クリック365」、8割弱が「買い」

   一方、店頭FX取引の月間取引高を集計している金融先物取引業協会によると、2月(速報値、52社)の全通貨ペアの円建て取引金額は152兆2692億円で、前月比26.6%増、前年同月比でも32.9%増えた。前出のFX業者は「なれた個人は店頭業者を利用する人が少なくないので、それが取引(状況)に表れたのではないでしょうか」とみている。

   東京金融取引所の「クリック365」も、店頭FXほどではないが、3月になって徐々に取引が増えてきている。3月16日の米ドル円取引の取引数量は28万780枚で、このうち「売り」が23.9%、「買い」が76.1%を占めた。2月の1日の平均取引数量が5万3524枚だったので、5倍超にあたる。

   当初慎重だった個人投資家が戻ってきたようすがうかがえる。

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