水産加工からパン製造へ 工場は地域交流の場にも【岩手・田野畑発】

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障害のある方々が働く場所を取り戻すために

完成したパン工場の前で、ハックの家の利用者と職員の皆さま(2012年1月20日)
完成したパン工場の前で、ハックの家の利用者と職員の皆さま(2012年1月20日)

   難民を助ける会は東日本大震災被災地で、これまで約50の福祉施設に対し、修繕や整備を行ったり、機材を提供する支援を行ってきました。岩手県田野畑村(たのはたむら)にある障害者福祉作業所「ハックの家」もその一つです。


   震災前、利用者の方々は、「ハックの家」が運営する水産加工場でイカの唐揚げの製造、パン工房でパンの製造、農産物加工場での漬物製造などを行っていました。しかし、大きな収入源であった海沿いの水産加工場は津波で壊滅してしまいました。そこで、利用者の働く場所を確保するため、高台にあって津波の被害を免れたパン工房と農作物加工場を拡大することとなったのです。2011年12月末、新しいパン工場と農産物加工場の建物が完成しました。

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