橋下大阪市長ウォッチ
労組との対決ガチンコ勝負 告発や提訴が「乱れ飛ぶ」

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   橋下徹大阪市長と市の労働組合との対立が、検察や裁判所を巻き込む事態に発展している。

   2012年3月14日、ふたつの動きがあった。

橋下市長「建物から出て行ってもらう」

   橋下市長が代表を務める「大阪維新の会」市議団は14日、市交通局の一部職員しか知り得ない職員情報を何者かが外部へもらしたとして、大阪地検に地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで告発状を出した。

   2011年秋の大阪市長選をめぐり、選挙支援関係の交通局職員の「リスト」が作られた問題を受けた動きだ。リストについては、交通局の大阪交通労働組合が偽物だと主張し、何者かによる公文書偽造などの疑いで、大阪地検に告発状を出していた。

   維新市議団の告発は、労組側の告発を「受けて立った」形だ。

   また、14日には、大阪市労働組合総連合が市を相手取り、市役所内組合事務所の使用不許可の処分取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こした、と時事通信が報じている。

   橋下市長は、市役所の建物から組合は「出て行ってもらう」と発言しており、3月末までの本庁舎からの退去を求めている。

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