「これじゃ何にもできない」
告知のコメント欄には、
「おかしいでしょ、(規制範囲が)これじゃ何にもできない」「それはひどくないですか…? 15歳未満のことも考えてよ…(泣)」「制限されすぎて悲しい」
といった声が相次いだほか、「裁判」を示唆して強く反発する意見も寄せられた。規制がかかる「15歳以下」からのコメントのようだ。
コメントは、ネット上誰でも読むことができるが、投稿できるのはアメーバ会員だけだ。
一方、「16歳以上」からは、「出会い系と詐欺の被害」を指摘し、「もっと規制を厳しくすべき」といった声や、「子供は子供らしくお勉強し、お外で遊びましょう」と突き放す書き込みもあった。
気になるのは年齢登録が本物かどうかだ。今回の騒動を受け、ツイッターなどでは、これまで楽しんでいた「小学生との会話」を今後どうすればいいのか、といった「悩み相談」もあった。
アメーバピグでは、2011年4月から、原則として「18歳未満」と「18歳以上」とは、交流可能エリアを分け、「大人が子供」のエリアへは入ってはいけない仕組みにした。ただ、年齢登録時やエリア移行時にウソをつけば突破は簡単だった。
ということは、「小学生との会話」を楽しんでいたという人は、中高校生のような18歳未満でなければ、何らかの詐称をしていたことになる。アメーバ告知サイトへのコメントの中にも「偽15歳以下」による規制反対の声が紛れ込んでいる可能性はある。