国民感情に根深い「落差」
例えば韓国で口蹄疫被害があったときに、日本人は掲示板「2ちゃんねる」で「おめでとうと言った」。女優のキム・テヒが来日しようとしたときに殺害予告が出たなどと、日本も同様に酷いことをしている、というのだ。
さらに
「日本で過去の歴史に対する反省、清算しようとする動きはないし、自分たちはうまくやったと臆面もない様子を見ると、大地震に何度も見舞われればいいと思う」
「震災では私たち国民、芸能人、大企業が多くの援助をしたが、日本人は、彼らが過去の犯した蛮行を覚えていないように、韓国の援助を覚えていない」
「日本が我々に友好的であるとかあったのかな?? 自分たちが不利と見れば頭を下げ、有利だと容赦なく、つけ込んでくる。それが彼らの根性です」
などと書き込まれている。
もちろん中には、「日本人の友人がいていい人です」「日本大陸は津波の防波堤だから大切にすべき」という意見もあるのだが、日本人を擁護しにくい雰囲気が漂っている。
今回の動画問題とは直接関係がないが、13日の産経新聞によると、大震災への海外からの支援金は、台湾、米国に次いで韓国が3番目に多い。だが、韓国内の世論調査では今もなお50%以上が「日本は嫌い」のまま。韓流ブームもあって、韓国への親近感が50%を超える日本とは国民感情に落差があるという。..