大学の国際化、最も進んでいるのは同志社大学

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   文部科学省は2012年3月9日、大学の国際化を推進する「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業」に選ばれた13大学について、09年度から10年度末までの取組状況の中間評価を発表した。

   「優れた取組状況であり、事業目的の達成が見込まれる」という最高ランクの「S」は同志社大学のみが獲得した。東京大学など10大学がこれに次ぐ「A」で、慶應義塾大学、上智大学は「より一層の改善と努力が必要と判断される」という「B」にとどまった。

   同志社大学は「国際化戦略特別経費」の確保など大学全体として戦略的に国際化を推進している。10年度の留学生受け入れ数は目標値を35%上回り、米国からの留学生が28%を占めるなど、アジアに偏らない留学生受け入れを実現しているほか、外国人教員の採用数も目標値を上回っていることなどが評価された。

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