「あなた方には人情は無いのか」 駅員を批判して宮迫博之ツイッター炎上

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   お笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之さんが、新幹線切符紛失をめぐる駅員の対応を批判する内容をツイッターに投稿したところ、非難が殺到し、謝罪する事態になった。

   2012年3月7日の宮迫さんのツイッターによると、新幹線に乗った際、車内で切符を無くしてしまった。下車した品川駅で駅員に事情を説明すると、切符代を全額支払うよういわれた。

「紛失するほうが悪いだろうが!」

宮迫さんのツイート。
宮迫さんのツイート。

   この対応について「規則とはいえ、あなた方には人情は無いのかッ!マニュアル人間大ッキライやーー」。車内で車掌に切符を確認してもらっているし、なぜまた払わないといけないのか、という理屈なのだろう。

   しかし、これに対してフォロワーから非難が殺到。

「紛失するほうが悪いだろうが!JRの人はちゃんと仕事をしてるんだよ!」
「キセルでどれだけの被害があるか考えましたか?」
「芸能人でもその理屈は通用しないですね」

といった呟きが大量に寄せられ、炎上状態となった。宮迫さんも「うるせーバカッ!」と応酬している。

   その後、「自分の不注意って事ぐらい百も承知で反省もしてるしお金も払ったッ でも、俺が言ってるのは仕事に心が無いのが悲しいって事なのよね でも、品川駅全部を否定する様な言い方は大人としてアカンな、すいません」と投稿。一応謝ったが、とにかく駅員の事務的な対応が気にくわなかったようだ。

   また、当初は車内で寝て、起きたら切符がなくなっていたと説明していたが、単純に切符を紛失したのではなく「イタズラで盗まれた」と書いている。

切符盗難の場合でも買い直しは必要

   新幹線をよく利用する芸能人は同じように切符をなくすことが時折あるようで、同じ吉本芸人の陣内智則さんも宮迫さんに向けツイッターで、

「あれマジで何でなんですかね!キセルする訳ないし、乗車券拝見でちゃんと確認してる訳やし、座席番号も覚えてるのに...なんか納得いかないですね!」

と呟いていた。

   JR東海によるとJR6社共通の規定として、改札内でも外でも、切符をなくした場合、同じ切符を買い直さなければならない。切符盗難の場合も同じだ。再購入切符は下車駅で、「再収受証明」の判を受ける。紛失した切符を1年以内に見つけた場合、再収受証明のある切符と一緒に駅に持って行くと、手数料はかかるが運賃の払い戻しが行われる。

   この規定に加え東海道新幹線では、クレジットカードで購入した指定席券、グリーン券を新幹線改札内、車内で紛失した場合、クレジットカード利用票があれば、その乗客の申告によってJR東海が可能な限り調査を行う。調査によって紛失切符の使用状況が確認できれば、切符が見つからない場合でも、手数料を差し引き、買い直した切符の払い戻しを行う、ということだ。

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