W杯ではイングランドに敗れて優勝した
2011年7月のW杯で、2連勝で決勝トーナメントへの進出を決めていた、なでしこジャパンはグループBで首位通過を狙ったが、イングランドに敗れて2位通過となった。
国際大会での敗戦はそのとき以来だが、W杯後に澤選手らメンバーはイングランド戦の敗戦で反省点を見つけられたことが優勝につながった、と口を揃えた。
もともと、なでしこジャパンの佐々木則夫監督は、アルガルベ杯をファーストステップ、米国やブラジルと対戦する4月の親善試合をセカンドステップとし、6月の欧州遠征を総仕上げにと、五輪強化プランを練っていた。
アルガルベ杯に「負けてよかった」わけではないが、「(ロンドン五輪へ向けて)手応えもあれば、改善しないといけない面もある」と、佐々木監督には「やるべきこと」が見えているようで、ロンドン五輪への期待は高まるばかりだ。