「子どもたちの目の輝きが、いつもと違いました」
イベント当日幼稚園を訪れると、年少から年長までの子どもたちがホールの床にきちんと並んで座って待っていてくれました。読み聞かせをした『地雷ではなく花をください』は、難民を助ける会が企画・刊行した絵本です。地雷が埋まる世界の国々やその被害者について説明する内容で、幼稚園児には少し難しいかと思われました。しかし実際に読み始めるとみんなとても熱心に聞いてくれました。合間には「ぼくも、がいこくにいったことあるよ」「わたし、うさぎのサニーちゃん、しってるよ」などと言い合いながら、最後まで真剣に耳を傾けていました。
その後、絵本の主人公、うさぎのサニーちゃんの着ぐるみが登場するや、子どもたちは大喜び。先生の指示に従い順番に並んでチョコレートをサニーちゃんから受け取ると、一人ひとり「ありがとう」とお礼を言って、サニーちゃんと握手をしたりタッチをしたり、抱き合う姿がとても愛らしかったです。また、サニーちゃんのぬいぐるみストラップをつけた手作りトートバッグも、子どもたちは大事に持って帰ってくれました。谷津園長も、「今回のイベントでは、子どもたちの目の輝きがいつもと違って本当に嬉しそうでした。チョコレートや手作りバッグに添えられた皆さんからの応援メッセージにも感謝しています」と喜んでくださいました。