講演タイトル「さいたさいたセシウムがさいた」 埼玉県教組、批判受け削除する騒ぎに

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「講演者の詩人がタイトル考えた」

   タイトルについては、埼教組の執行委員長は、「もともと詩人の方が付けたと聞いています」と明かした。

   ネット上では、日本の童謡「チューリップ」を元に詩の表現として考えたのかといった声や、「さいた」という表現に「さいたま」をかけた言葉遊びではないかといった指摘が出ている。この点については、「原発への何らかの思いがあって付けたのだと思いますが、詳しいことは本人でないと分からず、承知していません」とした。

   埼玉県では、三郷市などが「放射線ホットスポット」になると識者らから指摘されているが、そのこととタイトルが関係するのかについても分からないという。

   講演をする予定の詩人は、メディアやネット上で、政府の原発事故対応ぶりを繰り返し批判している。集会では、反原発の考え方を打ち出しているが、執行委員長は、「詩人の方がどのような立ち位置かは承知していませんが、集会の趣旨には賛同していただきました」と言っている。

   東京都内在住の詩人に取材しようとしたが、外出中だったため話は聞けなかった。

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