ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が、2012年3月7日付の産経新聞「政府を叱る」で、「この国は下手をしたら3年で破綻する」と話している。
記事は東日本大震災における政府の復興策など一連の対応について柳井氏に評価を聞いたもので、がれき処理などに対する動きの遅さ、原発事故調査が客観性に欠けていることなどを指摘している。その中で現政権について、
「政治家個人に自覚を求め、経営者や個人も文句を言わなければ変わらない(中略)今、やっているのは、選挙のときに言っていたこととは全然違う。野党も同じ。まともに協力もしなければ、批判もしない。この国は下手をしたら3年で破綻し、どの国からも相手にされなくなってしまうのではないか」
と危惧した。