旧社保庁OBら646人、399の厚生年金に天下り

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   旧社会保険庁(現日本年金機構)職員ら国家公務員OBが、2009年5月時点で全体の3分の2にあたる399の厚生年金基金に天下りしていた。AIJ投資顧問による企業年金の消失問題を受けて厚生労働省が調査し、2012年3月5日に明らかにした。

   天下りOBは全体で646人。再就職した646人のうち、厚生年金基金の役員が466人、職員が180人。年金制度にかかわってきた旧社保庁OBらを多くの厚生年金基金が役員などに迎えていた実態が判明した。

   AIJの販売拡大には、旧社保庁のOB人脈が深く関与していたことがわかっており、厚生年金基金と旧社保庁の人脈が背景にあることを裏付けた。

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