橋下徹大阪市長は2012年3月5日、市職員の服務規律を厳格化する特命チームを設置する考えを表明した。
大阪市では、市の児童福祉施設の男性職員が子どもたちに入れ墨を見せて怒鳴り、2か月の停職処分になっている。
規律厳格化し、「どんどん分限免職していく気持ちで」
橋下市長は3月5日、テレビカメラを前に「ここ数年で採用された職員が採用後に入れ墨をしている」との報告を受けたことを明かし、「税金で飯食う立場になって、遊び半分で入れ墨入れるなんて、おかしいですよ、狂ってますよ本当に」とあきれた様子で語った。
「採用後の入れ墨」を特に問題視しており、ほかにも入れ墨をした職員がいないか調査する考えも示した。現状の市の規則に入れ墨を禁じる規定はないが、禁止を盛り込むよう関係部局に指示した。
服務規律を厳格化した上で、「どんどん分限免職していく気持ちでやっていきますよ」(橋下市長)と話した。