周辺地域も活性化してきた
ツリー本体でも、たとえば展望台で運営スタッフに500人、インフォメーション・スタッフに50人、お土産販売スタッフに100人、その他清掃などに150人程度と、全体で約800人のスタッフを必要としている。
こちらの従業員は昨年10月から募集しており、すでに内定した人を対象に座学の講習中。タワーが完成し、中に入ることができるようになったら、さっそく実地研修を始める。
スカイツリーのできる墨田区のハローワークによれば、「周辺地域の活性化に伴う求人も、出てきている」という。
スカイツリーは5月22日にオープン。2つの展望台を持つ高さ634メートルのツリー本体と、「ソラマチ」も含めた集客力で、東京ディズニーランドとディズニーシーの合計に匹敵する年間2500万人の集客を想定している。
墨田区では開業後1年間の経済波及効果を880億円と見ている。