採用「口利き」の疑いも
ほかにも、採用の際の「口利き」をうかがわせる資料も見つかった。多くの履歴書に、消しゴムで消した市議や市幹部らの名前の跡があったのだ。市議らが「口利き」に関与した疑いが浮上している。
「人権侵害」「やり過ぎ」批判から一転して、メール調査の「有効性」「必要性」に注目が集まる形となった。
ネットのツイッターや2ちゃんねるをみると、
「プライバシー侵害?はあ?(略)橋下さん、残らず駆除しちゃってください」「メール調査の効果大!全職員を対象に行うべき!」
といった声が多く並んでいた。中には、個人情報保護の観点から調査は「大間違い」とするものもあった。
今後、メール調査への「人権侵害」批判は、かき消されてしまうのだろうか。調査チームでは、3月末には調査結果をまとめる考えだ。