中傷に反応することを戒める声も
もっとも、過剰な中傷に疑問を呈し、たむらけんじさんの発言を支持する声も多数出ている。
「瓦礫受け入れ反対をほざいてる連中は、その代替処理策を持ち合わせているのだろうか」「たむけん!よく言った!俺は断固支持するぞ!」といったツイートが相次ぎ、激励の声にたむらさんも感謝の意を示している。
一方で、「たむけんさん、いちいち反応しないほうがいいですよ」とスルーできないことを戒める向きも多く、たむらさんは、「わかってます、でも腹立つねん」などと答えていた。ツイッターでは2012年3月1日現在もたむらさんへの批判がくすぶっており、がれき受け入れ支持への謝罪を求められて、たむらさんが「なんで謝罪なんですか?」と反発する場面もあった。
こうしたやり取りで、経営する焼肉店の営業に何か支障は出ているのか。
本店の店長は、取材に対し、やり取りについては、「何ともお答えできません」としたものの、「特に電話などはありませんし、普通に営業しています」と話した。国産の牛肉については、個体識別番号で産地検索ができるようになっており、「安全性に気を配りながら、いい肉を使っています」と説明した。固定した産地はないものの、今のところ福島県産は使っていないという。
たむらさんはツイッター上で政界入りの意欲を示しているが、一連の発言が何か関係あるかについては、店長は「政界入りのことは、直接聞いたことはありません」と話すに留まった。
放射能汚染を巡る芸能人の発言としては、カンニング竹山さん(40)が2月の福島旅行で野菜購入をアピールして批判され、それに反論したことから、ツイッターが炎上したケースがある。