「カトパン人気は長続きしなさそう」
今回のランキング結果について、タレント評論家の今井舞さんに話を聞いてみた。
加藤アナが首位を取った理由は「消去法ではないか」という。「めざましテレビ」は朝早い番組で出演者は夜中の2~3時に起きなければならず、なんとなく「遊んでなさそう」というイメージがある。今のところ目立ったスキャンダルもないし、朝から頑張ってるな、という気持ちで投票した人が多いのではないかという分析だ。
高島アナは自分が投票しなくても誰かが投票するだろうという気持ちと、そろそろ女子アナも世代交代かな、というムードから2位に転落したのではという見方をしている。ただし「カトパン人気」は安定しないだろうと見ている。スキャンダルが出ないのも朝の番組をやっている間だけで、一度ボロが出たらすぐに人気転落するのではないかということだ。高島アナが得た「老若男女に好かれる理想のお嫁さん」という国民的アナウンサーになりそうな雰囲気がまだない、と話してくれた。
有働アナ、高橋アナの人気については「ブッチャケキャラ」が鍵だという。有働アナからは「ヨゴレでもなんでもやる」という覚悟が感じられ、またお嬢様でお高く止まっているという印象が強かった高橋アナは、2011年の「27時間テレビ」で朝から熱唱するという「笑ってくれ」と言わんばかりのパフォーマンスを見せたことから、その心意気を買う人が多かったのでは、とのことだった。
なお、2011年12月に発表されたORICON STYLEの「好きな女性アナウンサーランキング」でも加藤アナは1位を獲得している。高島アナが殿堂入りした後の09年からは毎年首位が交代している。高島アナのような「不動の女王」はいまだ現れていない。
オリコンに続いて週刊文春でもトップを取った加藤アナが、その後継者になれるかどうか。もう少し、様子見が必要なようだ。