1月の鉱工業生産指数、「持ち直しの動き」1年ぶり

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   経済産業省が2012年2月29日に発表した1月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み、速報値)は95.3と、前月に比べて2.0%上昇した。プラスは2か月連続。基調判断は、前月までの「横ばいの傾向」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。「持ち直しの動き」の表現は、東日本大震災前の11年2月以来のこと。

   1月は12業種がプラスとなった。タイ洪水による部品不足が解消したことで、自動車や電機で減産分を取り戻す増産が続いた。

   輸送機械工業は3.3%上昇。デジタルカメラも部品不足が解消、またカーナビゲーションは国内での代替生産が進んだ。自動車の生産が増えたことで鉄鋼業も5.9%上昇した。

   一方、電子部品・デバイス工業は1.3%低下し、3か月ぶりのマイナス。

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