インド洋を航行していたイタリアの大型客船「コスタ・アレグラ」号で2012年2月27日、火災が発生し、洋上で航行不能となった。複数の報道によると、乗客・乗員合わせて1049人が乗船していたが、負傷者は出ていない。すでに鎮火しているが、自力での航行が不可能になったため、近隣のセーシェルから救援の船が向かって港までえい航するという。
この船の運航会社のコスタ・クロチエレ社は、2012年1月にイタリア・ジリオ島付近で座礁した大型クルーズ船「コスタ・コンコルディア」号も運航していた。この時の事故では死者25人を出す惨事となっている。