家賃滞納問題などに揺れているオセロ、中島知子さんと、その同居人とされる女性占い師に関する新たな証言が出た。大手出版社、幻冬舎の社長が1年半前に2人と食事し、「援助」をお願いされたというのだ。
2012年2月28日放送の情報番組「モーニングバード」(テレビ朝日)で、コメンテーターの雑誌「GOETHE」(幻冬舎)編集長、舘野晴彦氏が明かした。
「とても占い師とか霊感があるようには見えない」
3~4年前、幻冬舎の見城徹社長に、中島さんから「本を作りたい」という連絡があり、インタビュー取材を行った。その後、インタビューの内容をまとめて、冒頭の第1章の部分ができあがり、本人に見せたところ、「これはもう自分じゃない」と言われてしまった。どうしようもないのでボツ企画になったという。
その後、今から1年半前に、見城社長に再び中島さんから何事もなかったかのように、電話がかかってきた。「見城さん、ご馳走してください。友達連れて行っていいですか?」という内容で、実際に食事をしたら、そこに「自称占い師」がやってきのだそうだ。
舘野氏が見城社長に聞いたところによると、「およそ目立たない。ちょっと太っている、ぱっとしない感じ。とても占い師とか霊感があるようには見えない」女性だったという。
食事代、カラオケ代は見城社長の支払い
食事の場では中島さんが上手、占い師が下手に座った。見城社長は、中島さんから、「いつか二人で劇団を作ってミュージカルをやりたい。その援助をして欲しい」と言われたという。具体的に金銭などの話は出なかった。食事の後、中島さんの希望で、3人でカラオケに行き、食事代、カラオケ代、ともに見城社長が出したということだ。
これまで、中島さんと占い師2人が、著名人にコンタクトして、度々食事をおごって貰っていたという報道が出ていたが、見城社長も同じ目に遭っていたようだ。見城社長は「たかり的な感じかな。気をつけよう」と思ったという。
また、最初、本の企画で会ったときは、相方の松嶋尚美さんのことを褒めていたが、食事をしたときには、松嶋さんに不信を抱いた様子で、悪く言っていたという。その間に占い師に何か言われて、考えが変わったのかも知れない。
中島さんが、不動産管理会社からマンションの滞納家賃と更新料など約650万円と立ち退きを求められている訴訟の判決は28日に言い渡される。