サントリーは「飲み方」の提案に力を入れる
アサヒビールが「ドライゼロ」を発売し、キリンビールの「キリンフリー」やサッポロビールの「プレミアムアルコールフリー」がリニューアルされるなど、ノンアルコールビール市場が活気づくなか、サントリーは「飲み方」や「飲むシーン」の提案に力を入れている。
丸の内タニタ食堂の協力を得て、タニタ食堂が食事をした人を対象に無料で応じている「健康相談」で、管理栄養士が「黒烏龍茶」と「胡麻麦茶」、「オールフリー」のいずれかを提案するサービスを2月24日以降の毎週金曜日に実施する(3月末まで)。
サントリーは、「お客様のご相談内容にあわせて、適切な商品を提案することで、お客様の体調管理の一助になればと考えた」と、狙いを話す。
サントリーによると、「オールフリー」はノンアルコールのうえ、カロリーや糖質もゼロに抑えていることから、「身体を気遣うお客様にも受け入れられるはず」とみている。