AKB指原が「ヘタレ」から「スター街道」 遠い存在になったとネットで悲鳴

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   アイドルグループ「AKB48」の指原莉乃さん(19)が遠い存在になった、とか、終了の鐘の音が聞こえる、などと落胆するファンが増えている。

   指原さんといえば何をやっても中途半端でうだつの上がらない「ヘタレ」キャラとして人気だったのだが、秋元康プロデューサーの「指原推し」もあり、ソロ歌手デビューや、有名ブランドのイメージモデルに抜擢されるなど躍進が著しく、スターへの道を歩き始めたからだ。

「自分は芸能界で生き残れない」と言っていたのだが・・・

   指原さんの人気は、一般的なアイドルとは異なった部分で高まりを見せていった。

   例えば2011年9月21日付けのブログでは、自分のファンだという男性がテレビに映っていたとし、この男性の奥さんに「申し訳ない」と謝罪。

「奥さん…あなたのダンナさんの推しメン…出勤ラッシュの電車にスウェット、すっぴんで乗ってますよ。号泣。ごめんなさい。土下座」

などと自虐的に綴った。

   また、11年5月に出演した日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」では、AKBは2年後に人気がなくなり終わっている。自分は芸能界で生き残れないため、「危険物取扱者の資格を取りたい」などと語っている。

   プロデューサーの秋元康さんは、12年1月2日に放送されたNHKの番組で、自分は「指原推し」だとし、指原さんの魅力について「見事にダメなところ」だと語った。いろいろなチャンスを与えてもよい結果が得られず、指原さん自身も落ち込み自滅していく。でも、その「ヘタレ」感が周りのメンバーを元気付け、視聴者には「これなら自分もAKBに入れるかも」という希望を抱かせる。それでも努力を怠らない指原さんを見て「自分も指原を見習おう」となるからだという。

   そんな指原さんは今年に入り、活躍の場が一気に広がった。まず、1月には単独のファースト写真集を発売。ネット通販「アマゾン」のタレント写真集ベストセラーランキングでは2月23日現在で5位に入っている。

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