米ニューヨーク外国為替市場は2012年2月22日、円売りが進んで一時1ドル80円40銭を付けた。昨年7月11日以来、約7カ月ぶりの安値。
米国の景気回復への期待や日本銀行の金融緩和を受けた円売り・ドル買いで、23日の東京外為市場でも円安の流れを引き継ぎ、80円台前半で取引されている。
23日の東京外為市場の円相場は15日続落。15時時点は前日17時時点に比べ15銭の円安・ドル高水準となる1ドル80円18~20銭で推移している。
円は対ユーロでも5日続落。15時時点で同20銭の円安・ユーロ高水準となる1ユーロ106円31~34銭で推移している。対ドルでの円安の進展を手がかりにした円売り・ユーロ買いが先行した。