沖縄県久米島の北北西約170キロ沖の日本の排他的経済水域で2012年2月19日夜、海洋調査中の海保測量船「昭洋」が中国国家海洋局所属の船から無線で調査の中止を要求されていたことが分かった。海上保安庁がこの日明らかにした。
発表によると、中国船は約550メートルまで接近した上で、「中国の法令が適用される海域だ」と主張したという。これに対し、昭洋は正当な調査だと回答し、外務省もこの日、中国政府に中止要求は受け入れられないと伝えた。昭洋は、海図作成などに使う海底データを収集していたとしている。
沖縄県久米島の北北西約170キロ沖の日本の排他的経済水域で2012年2月19日夜、海洋調査中の海保測量船「昭洋」が中国国家海洋局所属の船から無線で調査の中止を要求されていたことが分かった。海上保安庁がこの日明らかにした。
発表によると、中国船は約550メートルまで接近した上で、「中国の法令が適用される海域だ」と主張したという。これに対し、昭洋は正当な調査だと回答し、外務省もこの日、中国政府に中止要求は受け入れられないと伝えた。昭洋は、海図作成などに使う海底データを収集していたとしている。