教授が「単位くれ」に悲鳴? 早大商学部が「救済嘆願」に異例の注意喚起メール

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「一升ビンを持ってお願いしに行った」事例も?

   ただし、ある商学部の学生によると、

「あまりそういうケースを多く聞くわけではないが、『一升ビンを持ってお願いしに行ったらしい』といった話は聞いたことがある」

   「成績問い合わせ期間」より前に「お願い」をしにいくケースは存在する模様だ。

   実は、この成績問い合わせ期間は、成績が発表された後に設定されている。一度出してしまった成績を修正するのは教員にとって手続きが煩雑なため、救済を望む学生にとってもハードルは高い。このことから、試験が終了してから採点が終わらないうちに「お願い」をするのが、学生にとっては「救済」される可能性が高いととらえられているようだ。

   ネット上の早大商学部に関する掲示板では、試験のできの悪さや留年が確定的になったことを嘆く声は多い。だが、実際に「お願い」しようとする人は少数派のようで、せいぜい、レポートの提出が速達でも締め切りに間に合わないという学生が

「事情説明の文添えて入れてこようかと思うんだけど」

と書き込んでいる程度だ。

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