本が売れないのはオマエのせいだ! 連載漫画家同士がツイッターで7時間バトル

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   双葉社の青年マンガ雑誌「コミックハイ!」に連載中の漫画家・結城焔さんがツイッターで、「コミックハイ!」を置く書店が少ないのは「あざといエロ作品」の連載をしている漫画家がいるからで、この一人のせいで他の作家がとばっちりを受けている、などと呟いた。

   すると同じく同誌に連載中の私屋カヲルさんが「ツィートは私のことでしょうか?」とリツィートしたため、ツイッター上で2人の激しいバトルが展開されることになった。

「自分が売れりゃあいいんだろうなぁ」

   「事件」が起こったのは2012年2月15日。「コミックハイ!」で、日本神話の世界からロリっ子が現代に降りてくるラブコメ「幸魂~さくや伝~」を連載中の結城さんが、「コミックハイ!」は読者が少ないから心が折れそうになるなどとツイッターで呟いた。置く書店が少ないのは、あざといエロで読者を集める作品のせいだとの内情を知ってしまったとし、

「一人だけ悪目立ちして自作品売れるかもしれないけど、他の作家が軒並みとばっちり受けるから本当あんまよくないと思う。ひとりのために台無しになる」
「自分が売れりゃあいいんだろうなぁ」

となど批判した。

   その約9時間後に「コミックハイ!」で人気マンガ「こどものじかん」を連載中の私屋さんが、

「コミックハイ!についてのツィートは私のことでしょうか?」

とリツィートし、激しいバトルに突入した。

   「こじか」は2005年に連載がスタートし07年にはテレビアニメ化もされ、続編もOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)で発売されている。元気な小学生の美少女「九重りん」が主人公で、小学生の日常と、担任の男性教諭に果敢にアタックする姿が描かれている。性を連想させる際どいシーンも多い。

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