橋下市長の「船中八策」に与野党批判 「街の声」は期待も込めて好意的

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首相公選制「やってみる価値がある」と街の声

   もっとも、橋下市長は、現状のマニフェストのあり方には批判的だ。数値目標や政策を具体的に並べ過ぎており、政治家の裁量を縛っていると考えているようだ。

   朝日新聞の2月12日付朝刊インタビュー(オピニオン面)では、橋下市長は「選挙では国民に大きな方向性を示して訴える。ある種の白紙委任なんですよ」と述べている。

   14日の「朝ズバ」では、東京・新橋などの「街の声」も紹介した。新橋では、スーツ姿の男性が、「八策」にある「参院廃止」に賛成の考えを述べ、若い女性も「首相公選制」について、「やってみる価値がある」と話した。

   一方、橋下市長らの「言っていることが独走しないか」と懸念を示す眼鏡姿の男性もいた。

   テレビ朝日系の「モーニングバード!」(14日)では、「大阪府民30人」にきいた、「橋下市長の考え」への意見を伝えた。「支持する」が16人と最も多く、「支持しない」は4人。残る10人は「分からない」だった。

   さらに大阪市の「街の声」として、「首相公選制」を実現すれば「みんなの意見が反映するようになるかも」と話す20代女性や、橋下市長について「結果出している」「なんかやってくれへんかなあ」と漠然とした期待を持っている20代男性らの意見を伝えた。

   いずれにせよ、示されたのがまだ政策の「骨格」とあって、反応も印象論が多いようだ。

   インターネットのツイッターをみると、橋下市長の「八策」について、「賛成」との好意的意見や、「期日も数値も入ってない」という批判の声も寄せられている。

   2月末に発表される「維新版八策」は、どんな姿になるのか。

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