「禁止ではないが、電源は基本的に切らせます」
「会議は顔をあわせ、意見や思いをぶつけあったり、交換したりしながらアイデアを見つけるとか、行動への決定を導くとか、そのためにあります」(山本社長)
専門コンサルタントの中にも「IT断食」に理解を示す人は多い。
「すごい会議」認定マネージメントコーチで、ピグマの太田智文社長は、会議の仕方をコンサルティングするときも、パソコンなどの持ち込みは「禁止ではないが、電源は基本的に切らせます」という。
「身のある」会議にするためには、デジタル機器の持ち込みは「避けたほうがよい」と指摘。「数字の確認などでパソコンが必要な場合には、その前提で準備してもらいます」と話している。
日本ではあまりなじみがない「トップレス・ミーティング」だが、ジワジワ増えているようでもある。