「占いと変わらん」「詐欺に近い」
短期間でいろいろな数値が報じられ、混乱している人は少なくない。いくつかの個人ブログは「これじゃあ、当たるも八卦 当たらぬも八卦 の、占いとなんにも変わらん。科学の仮面かぶっているだけに、始末に負えん」「東日本の地殻は大いに不安定になっていて、大きな余震や誘発地震が相次いだ時のデータだけ抽出して推計すれば、高確率が出るのは子どもでも分かる理屈だ。(中略)意図して出したとすれば、これは詐欺に近い」などと厳しく糾弾している。
2ちゃんねるの「【科学】首都直下M7級『4年内に50%以下』、東大地震研が再計算 平田教授『数値に一喜一憂せず、地震に備えることが大事』[12/02/05]」というスレッドでは、「そんな簡単に数値変えるとか、いきなり信憑性がぐっと下がったなw」「こいつらの予想が当たったことあるの?」「外れても備えは大事と言いそうだ」という書き込みが見られる。
なお、11年4月14日には、東大のロバート・ゲラー教授(地震学)がロイターの取材に対し、「予知できる地震はない」「われわれは(地震を予知するのではなく)想定外の事態に備えるよう国民と政府に伝え、知っていることと知らないことを明らかにすべきだ」と話している。