2012年1月末から臨時休業していた人気ラーメン店「ラーメン二郎」本店が2月3日、営業を再開した。
二郎本店は1970年代前半から東京・三田で営業し、1990年代に道路の拡幅工事に伴い移転。現在は慶應義塾大学三田キャンパスの正門近くに店舗がある。
ツイッターで心配の声が挙がる
二郎のラーメンは、どんぶりからこぼれ落ちそうなくらいの麺、スープの上に、大量の野菜と肉が盛りつけられているのが特徴だ。スープ、肉は極限まで油っぽく、「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物なのだ」とも言われる。そんな二郎に魅せられ、足繁く通うファンのことを「ジロリアン」と呼ぶのだそうだ。
メディアにも度々紹介され、多くの人が知るラーメン店だったが2012年1月31日、ジロリアンから、店が臨時休業しているという報告がツイッターに寄せられた。
二郎の行列は三田の名物だったのに、休業とは大変寂しい。呟きの中には、二郎の下水関係で何かあったのではないかと心配する声もあった。
下水工事完了「今日からやっています」
一体どうしたのか。J-CASTニュースが2月3日14時過ぎに二郎本店の様子を見に行くと、十人ほどの行列ができていた。営業を再開したようだ。
営業を終了する15時30分頃、店主に話を聞くことができた。1月31日から2月1日にかけて下水工事をし、3日から営業を再開したという。「もう下水も綺麗になりました。今日からやっています」と恐縮しながら話していた。
ツイッターには3日、店を訪れた客から「今日から営業再開!11:30から一時間並んだ」「三田二郎大行列w」という呟きが寄せられていた。