東証でシステム障害、一時241銘柄が売買できず

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   東京証券取引所は2012年2月2日午前、情報配信システムの一部不具合で、株式や上場投資信託(ETF)など241銘柄の売買取引を一時停止した。午後0時30分からは全銘柄の売買が再開された。

   東証のシステムを利用している札幌証券取引所も、全74銘柄の売買が停止していた。

   東証が売買停止にしたのは、株式222銘柄、上場投資信託(ETF)12銘柄、不動産投資信託(REIT)2銘柄、新株予約権付社債(転換社債=CB)5銘柄で、全銘柄の約1割にあたる。このなかには、売買高が多い東京電力や関西電力のほか、ソニー、日立製作所、イオン、東京ガス、三菱地所など幅広い銘柄が含まれていた。

   東証によると、システム障害は取引データを管理する8台のサーバーのうち、1台で起こった。現在、原因を調べている。東証の新システム「アローヘッド」は2010年1月に導入。大規模なシステム障害を起こしたのは初めて。

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