「もしドラ」「イケパラ」が相次いで大コケ
一体なにがあったのか。前田さんのこれまでの映画・ドラマ出演歴を振り返ると、2007年に成海璃子さん主演の「あしたの私のつくり方」で映画デビュー。その後もドラマや映画に度々出演し、AKBの人気が確固たるものとなった2010年にはドラマ「Q10」(日テレ系)で主役を演じた。
しかし2011年6月、大ヒット書籍を映画化した「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」に主演するも大コケ。秋にもドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~2011」(フジ系)で主役を演じたが、低視聴率で打ち切り説も出る始末で、「実力が伴わないのにゴリ推しした結果」などとバッシングされた。
これなら自信を失っても無理はない。このインタビューはネットでも話題になり、
「それなりに客観視出来てていいじゃん」「大島とえらい違いで謙虚だね」
「実はこの人も繊細な人で、実力もないのに事務所やメディアの力で祭り上げられてるっていう自覚があるのかもね」
「前田ってちょっと必要以上に叩かれ過ぎじゃない?」
といった書き込みが2ちゃんねるに寄せられた。
これまで散々前田さんを叩いていたが、少し同情してしまった人が多いようだ。「私女優よ!って傲慢になってるあっちゃんは叩かれ 打ちひしがれて自信なくしてるあっちゃんがいると大丈夫だよ元気だせよと 応援したくなるw」という書き込みもあった。
記事によると、そもそも前田さんが女優になろうと思ったのは「消去法」。人前で歌えなかったので歌手はダメだし、スタイルもよくないので、モデルも無理だと思った。「これも無理、あれも無理って省いてって、ちょっと希望があると思ったのが女優さんでした」
ネットでは「エンディングプランナーではいい仕事してる」と評価する声もあったが、前田さんも最近は前向きに仕事に取り組めているようで、演技について「変わりたいと思っている時ではあります」と語っていたということだ。