バルト海で見つかった巨大「円盤」 形はスターウォーズの宇宙船そっくり

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潜水艦調査予定も資金不足が足かせ

   CNNの報道を追いかける形で、米ABCニュースや米ニューヨーク・デイリーニュースなど複数のメディアが「UFO騒ぎ」を取り上げた。英大衆紙デイリーメール電子版「メール・オンライン」には多くの読者からコメントが寄せられ、「古代の海底火山の噴火口かもしれない」「これは地獄への入り口だ」「コンセントにも見えるぞ」など、独自の「解釈」があふれている。

   謎の「円盤」の正体に期待は膨らむが、現状では音波探知機の画像だけが「証拠」であり実物が確認されたわけではない。オーシャン・エクスプローラー社では2012年5月をメドに潜水艦による本格調査を計画しているが、会社の運営に携わるのはリンドバーグ氏と、デニス・アースバーグ氏の2人しかおらず、海底に潜っての調査という危険を冒すには人的、金銭的な面から簡単ではないという。最初の発見から既に半年以上が経過しながら具体的な進展が見られないのは、このためのようだ。

   バルト海の海底には、過去に沈んだ船の残骸が数万単位で埋まっているとみられる。そこから「財宝」が見つかれば調査費用も賄えるが、今回の「未確認物体」の場合は「もうけ」が期待できない点を、リンドバーグ氏は米ABCニュースで率直に明かしている。同氏は本格調査への意欲を示しつつ、資金援助を読者に呼びかけた。

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