1月21日(土)、牡鹿中では7回目となる「ふんばるんば」を行い、6名のボランティアスタッフが参加しました。
1週間前に比べ参加者も多く、和やかな雰囲気の中での勉強会でした。
お互いに質問し教えあったりするなど、子ども達同士が刺激しあって勉強していました。
使わせていただいている教室にも「卒業まであと○○日」と掲げられる時期になりました。 入試まで残された時間はわずかです。
特に私立の入試は目前に迫ってきたため、過去問題を解いている生徒達も多かったのですが、質問に答えている中で難しい問題に直面しました。
震災の影響で、授業が大変遅れており、本来この時期までに終えておくべき学習内容に、追いついていないということです。これは、牡鹿中に限らず、被災地多くの学校で抱えている問題だと聞きました。
「まだ習っていないので、問題が解けない」というだけでなく、このことは受験に向かう子ども達には精神的にも大きな負担になっているのではないかと思います。
家庭で勉強する環境もなかなか整わない中、授業も遅れており、本当にたくさんのハンディを抱えながらも子ども達は黙々とがんばっています。それを支える先生方も一生懸命です。
午前中だけの勉強会はあっと言う間で、もっと時間が欲しいというのがスタッフの思いでした。
先生からは、「いつも楽しみにしているんですよ」という嬉しい言葉を頂きました。勉強を教えるだけでなく、私達が通うことで子ども達を応援している気持ちも届けられたらと思います。
(ふんばろう東日本支援プロジェクト「学習支援プロジェクト」)
ふんばろう東日本支援プロジェクトの「学習支援プロジェクト」とは
ふんばろう東日本支援プロジェクトでは、震災によって大きく変化した子どもたちの学習環境において、学びをサポートする大学生・社会人の派遣、学習教材の提供などを通して、子どもたちの学びたい気持ちを伸ばし、未来を選んでいける力を育てるお手伝いをしています。中でも、震災の年に高校受験生という境遇にある中学3年生が、今年3月の受験まで精一杯学び、本番を迎えられるようサポートすることを大きな目的としています。
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