同人ゲーム「ハナコ」内で、ミッキーマウスに非常によく似たキャラクターの頭が吹っ飛ぶ、というシーンを描いたことで、ディズニー側からゲームの開発中止と600万円の賠償金請求があったと、明かしていた制作者のコトハさんが、2012年1月30日、ディズニー側は一切関与していないと、ツイッターで報告した。
2012年1月30日未明、コトハさんは「大変お待たせしました。(中略)きちんとディズニー関係者と連絡が取れましたので、報告に参りました」と、これまでの経緯を語った。
「一連のメールは偽造メールと言う見方をしています」
それによると、
「(ディズニー側は)この件に関して一切ノータッチだ、と言っていました。 前々から指摘があったのですが、一連のメールは偽造メールと言う見方をしています」
とし、これまでの賠償請求などは「詐欺」だったと明かした。
原因についても、キャラクターの首が吹っ飛ぶというシーンが海外サイトでも話題になっていたため、「目を付けられた」のではないかと推測している。
また、ネット上で「ミッキーを虐殺するゲーム」という話題がひとり歩きしたことについては、
「実際に遊んだ方なら分かると思うのですが、そんな内容じゃありません。都合の良い画像・動画だけが切り取られ、『殺した』や『斬り取った』などの表現で紹介され、具合を悪くするほどショックでした」
と、語り、キャラクターの価値を減じようという気持ちはなかったと、改めて主張した。
ただ、今回の請求が「詐欺」だったとしても、ディズニーファンからの怒りを買ったのは間違いなく、「ディズニーファンの方には大変申し訳ない事をしてしましました。もうこの様な事態が起らない事を約束します」と謝罪。サイトは閉鎖したままで、ゲームはダウンロードできないようにするという。