家電を遠隔操作できるホームICTサービスも
一方、関電グループのケイ・オプティコムが2012年1月末まで実施している実証実験「eoスマートリンク」は、利用者の節電支援などを狙いに「電力の見える化サービス」を行っている。タブレット端末を使ったサービスで、冷蔵庫や洗濯機、テレビといった家電製品の使用電力がわかる。
利用者は、タブレット端末にあるBOOK、インターネット、ショッピング、セキュリティやエコ、ヘルスケア、AVコントロールのメニューから、ニュースや電子チラシなどの生活情報を見ることができ、さらに自宅の家電製品やAV機器と連携させることで遠隔操作が可能なホームICTサービスも利用できる。
「関電とは重なるサービスもありますが、まったく別のサービスとして実証実験を行っています。実用化に向けて、モニターからの結果をさらに検討していきます」と、ケイ・オプティコムは話している。