現在、中学生の企画作品をゲーム化中
県によると、高知県はやなせたかし氏や、横山隆一氏ら著名な漫画家を輩出してきた経緯があり、「まんが王国 土佐」のスローガンのもと、1992年からプロの漫画家が高校生の作品を審査する「まんが甲子園(全国高等学校漫画選手権大会)」を主催してきた。同甲子園20周年記念として行ったのが「ソーシャルゲーム企画コンテスト」だった。
「シナリオやキャラクターなど、ソーシャルゲームには漫画と共通する要素がある。産業としても、地理的なものが関係ないので、高知県でも出来ると思った」
と県担当者は語る。また、2011年末には「ソーシャルゲーム企画コンテスト」の最終締め切り分の結果が発表され、中学1年生の作品含む2作品が入賞した。その2作品も2012年6月完成を目処に現在開発しているところだという。
「小悪魔の条件」は基本無料で、アイテム課金制。協議会は月600万円の売上げを目指しているということだ。
こうした高知県の取り組みに対して、ネットでは「高知県はじまったな!」といった書き込みが寄せられ、ゲームをプレイしたという人からは「男の『未練度』を上げて、一気に振る…!うぅむ、すごいゲームができたもんだ」という感想が寄せられていた。