「自由報道協会賞」小沢氏受賞に異論続出 「選考不備」で仕切り直し

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小沢氏については「協会賞とは別に顕彰したい」

   また、「3.11賞」には、北海道警の裏金問題を追及したことで知られるジャーナリストの高田昌幸さんが編集に携わったインタビュー集「@Fukushima 私たちの望むものは」(産学社)もノミネートされていた。だが、高田さんはブログで

「小沢氏の政治姿勢や小沢氏の事件に関する検察の姿勢などに関係なく、報道する側へのアワードと一緒に、通常は報道される側の権力者が並び立つことに強い違和感を感じております」

と、ノミネートの辞退を申し出たことを明かした。また、「協会賞」に、原口一博・元総務相がノミネートされていたことも「違和感を増長させた」とした。

   これを受け、協会は対応を協議し、1月26日15時半頃、「選考不備による『記者会見賞』の協議延期を決定しました」と発表。受賞者の確定をいったん取り下げるとした。ただし、小沢氏については

「当協会発足前からのご理解とご支援に感謝して、すべての協会賞とは別に顕彰したい」

としている。

   なお、「記者会見賞」以外の部門でのウェブ投票は1月26日24時まで受け付けており、1月27日19時から授賞式が行われる。

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