英文でツイッター、ファンと会話 浜崎あゆみ「英語力」のレベル

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「R」の発音で巻き舌入れすぎ

   2006年には、米CNNの「トーク・アジア」でインタビューに応じた浜崎さん。大半は日本語だが、一部の質問には英語で応じている。

   冒頭シーンで、当時の最新アルバムのタイトル「シークレット」の意味を問われると、「誰でも『シークレット』を持っていますよね。私も、多分あなたも」と英語で説明する浜崎さん。続けて「でも人に話してしまったら『シークレット』じゃなくなるから、教えられません」と話した後、「このアルバムが、みなさんの心にとまるものであってほしい」とまとめた。

   インタビューは長時間に及ぶが、浜崎さんの話す様子が日本語と英語とで変わるのが興味深い。日本語で質問に回答する際は、椅子に深く腰掛け、落ち着いて考えながら口を開いている。これが英語になると、身を乗り出してオーバーアクション気味に身振り手振りを交え、声の抑揚や表情の変化も日本語の時より大きい。

   前出の通訳者も、浜崎さんのインタビューを見て「テンションが高い」印象を受けた。堂々とした態度で積極的に英語の質問にこたえている姿を評価する一方、「日本人で、下手に『アメリカナイズ』された人が英語を話す際にはまりやすいパターンに陥っている」と指摘。具体的には、「R」の発音で必要以上に「巻き舌」を入れているようだ。度が過ぎると、相手が理解しにくくなる恐れがあるという。インタビュアーの質問に対する回答内容がずれている個所もあり、「聴解力は磨く必要あり」とした。

   とはいえ、「ミュージシャンだけあって、会話のリズムがいい。相手に通じるために最も大切なのは、発音よりもリズム」とも強調した。CNNのインタビューから5年以上が経過しており、浜崎さんの英会話力は向上している可能性も高い。

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