美容整形・美容外科「高須クリニック」の特別サイト「高須院長が丸坊主になりました」が、ネットで話題になっている。
丸坊主の院長を「なでなで」するゲームなど、個性的過ぎるコンテンツの数々に、ネット住民も思わずはまってしまったようだ。
坊主院長を「なでなで」して得点を競う
問題のサイトは、院長が浄土真宗の得度式に臨み、2011年、正式に仏門に入ったことを記念し、2011年12月に公開された。「入口」は「高須クリニック」のトップページの片隅にしかないが、ことしに入って噂が広まり今急激にアクセス数を伸ばしている。
まず注目されたのは、モグラ叩きの要領で、地面からひょっこり顔を出す院長を「なでなで」して得点を競うゲームと、院長の「整形遍歴」が分かる「院長神経衰弱」だ。
いずれも坊主頭ではしゃぐ院長の姿が印象深いうえ、「なでなで地味に難しい」「神経衰弱30秒はきつすぎやろ…」「神経衰弱クリアしたああああああああああああ」と、予想以上の難易度に、本気になるユーザーの姿も見られた。
また、なぜか「NO」が選べないという「YES!高須度チェック」については、その理不尽さが受け、「NOが消えたw」「意地でNO押してたら消えたぞ」と、「バグではないか?」と、はやし立てる声も上がっている。
「何を間違えたらこんなゲーム作ろうと思うんだよ」「きもちわるい」という声はありつつも、おおむね見慣れたらクセになるようで、「高須院長の策」にはまってしまう人は多いようだ。
「震災をきっかけに、僧侶の資格を取った」
院長は、出家の理由を、「東日本大震災をきっかけに、仏教を学び念願の僧侶の資格を取った」と語っている。その理由と、コンテンツのはじけっぷりに「温度差」を感じなくもない。
そのため、「本当に高須(さん)の公式か?」と疑問視する声が上がっているが、高須クリニックの広報に聞くと、実は院長も「乗り気」で作ったそうだ。
「プレゼンの際、院長も同席し決定しました。乗り気でしたね。最近になって急激にアクセス数が増えてきているのは知っています。今は状況把握をしている最中です」
今後のユーザーの反応次第では、新作ゲームなどコンテンツを増やすことも考えているというが、2012年1月22日の院長ブログを見ると、すでに髪は伸びており、今は「銀髪」になっているようだ。「はしゃぐ坊主院長」は当分見られそうにない。