米コダックが経営破たん 破産法11条の適用を申請

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   経営危機に陥っていた米イーストマン・コダックが経営破たんした。2012年1月19日に、日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条の適用をニューヨーク連邦地裁に申請した。

   約130年の歴史を誇るコダックは、写真フィルムで一時代を築いた米国を代表する名門企業。しかし、デジタルカメラの普及など経営環境の変化への対応が遅れ、業績低迷から抜け出せなかった。

   申請した破産法の適用対象はコダック本体と米国内の子会社で、米国以外の子会社は対象外。コダックは米シティグループから総額9億5000万ドルのつなぎ融資を受け、業務は通常通り続ける。アントニオ・ペレス最高経営責任者(CEO)は「われわれは関係者と協力して、デジタルイメージングと素材において、筋肉質かつ世界クラスの企業を目指す」との声明を発表した。

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