JAL植木新社長は「片岡千恵蔵」の息子 「飛行機を飛ばすという仕事が唯一の自慢だった」

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稲盛氏は13年1月で名誉会長と取締役を退任

   稲盛会長は、会長就任から丸3年が経つ13年1月で名誉会長と取締役を退任することを明言。この時期の社長交代になった理由について、

「航空事業は、私のような外部の者では難しい。生え抜きの人で経営してもらうことが大事。早いかもしれないが、新しいJALの執行体制をスムーズに運営できるように、1年間の助走期間を設けられるようにした」

と説明した。

   大西社長は

「事業を継続しながら再生の道をお与えいただき、その間、1便も止まることもなく運航ができたのも、多くの支援のおかげに他ならない。このことは、ひとときも忘れてことはない。予約の電話で、空港で、機内で『がんばれ』と声をかけられると、現場の社員のみならず、全社員が本当に勇気づけられた。本当に感謝したい」

と、感極まりながら社長としての2年間を振り返った。

   なお、植木氏の父親は、俳優の故片岡千恵蔵さん。長谷川一夫、市川右太衛門らとともに、戦前戦後の時代劇を支えた大スターだ。この点について質問が飛ぶと、

「今更、父は変えられない。何をお聞きになりたいのか」

と苦笑していた。

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