浅田真央の著書、発売中止の真相 「母の死を売り物にしていると思われる」

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   フィギュアスケートの浅田真央選手の著書が発売中止となった。販促用のポスターに書かれた言葉に浅田選手側が難色を示したのが理由だという。

   浅田選手の著書「大丈夫、きっと明日はできる」は当初2012年2月8日にポプラ社から発売予定だったが、1月12日、ポプラ社サイトで、中止が発表された。

「ママ、ほんとうにありがとう」の部分が問題

   「一部宣伝方法」に著者本人の意志とはそぐわない部分があったためだといい、浅田選手の公式サイトでも「本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました」と説明していた。

   これまで明らかになっている情報をまとめると、同書は209ページのファンへの「メッセージブック」。1年以上前から出版が企画されていた。バンクーバー五輪から現在までの浅田選手の歩みが綴られていて、書店からは10万部を超える予約があったという。

   一体何が問題だったのか。浅田選手に近い関係者は「ポスターに書かれていた『ママ、ほんとうにありがとう』という言葉が原因です」と明かす。

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