ホンダの次の一手に注目
そうなると、今年気になるのはホンダの動きだ。トヨタアクアのライバルは、ホンダではフィットハイブリッドとなるが、同じHVでも、こちらの燃費は26.0キロ(JC08モード)にとどまる。ホンダはフィットハイブリッドの燃費を30.0キロ(10・15モード)と宣伝しているので、注意が必要だ。
ホンダは今夏、フィットのEVをリース販売するほか、軽でもダイハツやスズキに次ぎ、リッター30キロを越える「第3のエコカー」を発売するのは確実とみられる。日本の自動車メーカーの中でも、スピード感をもった商品開発がホンダの身上だ。国内で小型車のHVを市販しているのはトヨタとホンダだけで、HVでもアクアに対抗するホンダの次の一打が注目される。