オリンパス、菊川前社長らを「損害賠償で提訴」

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   オリンパスは、巨額の損失隠しを主導した菊川剛前社長らに損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。日本経済新聞などが2012年1月9日付朝刊で、8日に訴状を提出したと報じた。オリンパスは、損失隠しの取締役の責任を調べていた取締役責任調査委員会が7日付で調査報告書をまとめており、これを受けて8日、「現在、現旧取締役に対する提訴を検討中」とコメントしている。同社は報告書の全文と提訴の内容などを10日に開示する予定だ。

   同社が提訴するのは、菊川氏のほか、森久志前副社長、山田秀雄前監査役らで、高山修一社長や岸本正寿元社長も対象としているもよう。

   また、高山社長は経営再建にめどをつけたうえで、自身を含む現経営陣が交代する方針を示している。

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