復帰してもテレビ局は使わない?
紳助さんが暴力団との付き合いをクリアしたかどうかまだ分からないのに復帰するのは、「道理が通らない。本来なら彼自身が説明するべき」とし、
「企業のコンプライアンスが求められる中、吉本はまだそういうタレントに頼るのか。暴対法に対する考え方がなってないとしか思えない。芸能界はそこまで常識がないのか。モラルの問題ですよ」
また、もし復帰したとしても番組のスポンサーが起用を許さないので、テレビ局も使うことはないと見ているという。
紳助さんが出なくなっても、その後の視聴率に影響が出ていないということも言われており、そのあたりもテレビ局の判断材料になりそうだ。
サンケイスポーツが4日に行ったネットアンケート結果によると、紳助さんの復帰について「反対」が177件中157件と約9割にもなった。2ちゃんねるやツイッターでも話題になっていて、「これで吉本興業って会社がどういう会社か良く分った。何がコンプライアンスだよ。聞いて呆れるわ」「ケジメのつけ方知らないのか」といった声が寄せられている。
大崎社長は、朝日新聞デジタルに掲載されたインタビュー記事の中で、紳助さん復帰をファンは迎えてくれるのか、と聞かれ「身内のことなので、甘く甘く、イージーに考えてしまうんで。そこはちょっと分からない」と答えていた。