東京株式市場で大発会 8500円台に回復

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   2012年1月4日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日(12月30日)に比べて104円76銭高の8560円11銭で引けた。11年12月14日以来3週間ぶりに8500円台を回復した。

   午前中には、米国の株高を好感して前営業日に比べて126円10銭高の8581円45銭まで上昇した。しかし、外国為替市場で円相場が1ドル76円64~67銭近辺にまで上昇したことや、欧州債務問題に対する警戒が根強く、投資家心理の重荷となっていることで、その後は売りも出ていた。ユーロは一時100円台に戻したが、その後再び99円台に突入している。

   東証株価指数(TOPIX)も続伸。終値は前営業日比14.38ポイント高の742.99だった。

   一方、大阪証券取引所の米田道生社長は4日朝、1年の取引開始にあたる大発会のあいさつで「当社にとって、本年は大きな節目の年になるとともに、来年以降を見据えた重要な年になる」とコメント。東京証券取引所との経営統合について、2012年は「経営統合に向け具体的な作業を進める年。最良のサービス、金融インフラを提供できるよう強い意志と覚悟をもって臨んでいきたい」とした。

   東証と大証は13年1月1日に「日本取引所グループ(仮称)」として新たにスタートする予定。

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