AKB48の「絶対的エース」、前田敦子さんの披露した歌が「あまりにひどい」とネット上で大きな話題になっている。
2011年12月20日、東京ドームシティホールで、ライブイベント「AKB48 紅白対抗歌合戦」が行われ、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバー総勢155人が参加した。
素人がカラオケで初めて歌いました、という感じ
メンバーが紅白に分かれ、紅白そっくりのステージで歌声を競うという趣旨で、タレントの堺正章さんが司会を務めるなど、かなり豪華なイベントだったのだが、紅組の大将として大トリを飾った前田さんの歌が思わぬ形で注目を集めることとなった。
歌ったのはSKE、松井玲奈さんのソロ曲「枯葉のステーション」、昭和の歌謡曲のような雰囲気のバラードだ。
イントロが流れると傘を差したシックな出で立ちの前田さんがステージに登場。「枯葉が風にひらひら」と歌い出したのだが、しばらくして声が小さくなり、発音が不明瞭になる。
その後、ゴンドラに乗って会場を回りながら歌った際も、バックのオケに歌が遅れ、リズムはガタガタだ。基本的に常に探り探りで不安定だった。まるで素人がカラオケで初めて歌いました、という感じだ。
イベントの様子はYouTubeで生放送されていたため、2ちゃんねるではその日の内から話題になり、「これはひどいww」「ドヘタクソだな」といったコメントが殺到した。
「下手なのは構わないがやる気が伝わってこない」
前田さんが上手く歌えなかったのはそもそも歌詞をしっかり覚えていなかったからという見方も強く、前田さんの応援スレッドでも「確かに昨日の敦子はひどすぎだよ 下手なのは別に構わないが歌詞はうろ覚えでやる気は伝わってこない…久々に頭にきた」と書き込まれていた。ファンにも愛想を尽かされてしまったようだ。
一方、自分と周囲の音を確認するモニター用のイヤホンを使ってなかったのが原因、と擁護する意見も少数ながらあり、「ゴンドラ・イヤモニ無し・生歌・歓声 これが全てだろ 元々対して上手くは無いがこれは酷すぎる」という書き込みも寄せられていた。「忙しい中自分の持ち歌でもない曲を生歌でやったんだからそこは評価してやれ。口パクに逃げることも出来たのに」というものもあった。
前田さんの紅組は結局負けてしまったが、本番のNHK紅白歌合戦はこれからだ。一夜空けた21日、前田さんはブログに「いい緊張感を味わえました 応援してくれた皆さんありがとうございました!! 本当の紅白ももう少しだ~~~!!!今年はまだまだ終わりませんよー!!」と投稿している。