「病気か」それとも「粛清か」と話題に
そんな圧倒的な存在感をもつリ・チュンヒさんが、2011年10月19日夜のニュースで、ロシアのタス通信の書面インタビューに対する金総書記の回答を読み上げたのを最後に出演が途絶えていた。
50日以上の長期にわたって姿を見せないのは「異例なこと」と、ラヂオプレス(RP)が12月12日に伝えたことで、インターネットなどでは「引退?」「病気か」、それとも「粛清か」などと話題になっていた。
金総書記の訃報を伝えたTBSは番組の冒頭で、朝鮮中央テレビの特別放送の画面に切り替えながら、リさんが50日以上も登場しなかったことにふれ、金総書記が亡くなったことが「関係あるのではないか」とも推測していた。
いずれにしても、今回は無事な姿をテレビに見せたが、金総書記が亡くなったことで、その動静を伝えるリさんの「偉大な役目」も終わったことになる。